ないなりに、ないなる。

物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。(https://seminimalist.info/)のサブブログですよ。

個人の小さな仕事と業界の標準額を繋げる統一ルールが必要な話。


先週まで、バリ忙でした。

今は、やっと一息ついたところです(といいつつ、あまり油断できる状況でもないのですが)。

以下は、最近ふと考えたことなど。

ないなりのお仕事はしすてむえんじにあです。かつ、ぷろじぇくとりーだーなんぞをしています。お客さんと直接対面して、見積もり額を提示したりもします。「こんくらいっすね」とか言いつつ、一千万とか二千万とかの額をふかすわけです。

一方で、個人としてのないなりは、5000円とか一万円とかの小さい仕事を趣味で受けたりするわけです。

最近、この額のはざまで感覚が若干麻痺してきています。

一般に、エンジニアを一日(8時間)拘束するためのお代は、5万円くらいです。すごいエンジニアだと多少色がつくかもしれませんが、基本は5万くらいです。つまり、人日単価5万ということです。

これは、フリーランスの場合でも変わりません。会社が担保している営業とか、税金とか、ショバ代とか、様々なお金を自分で払わなければならないので、やっぱり五万円くらいはとらなきゃいけないのです。

つまり、もし僕が個人での小さいお仕事を育てていこうと思ったら、この価格のはざまを埋めなければならないわけです。両者の間にみぞがあると、個人の小さな仕事はいつまでも個人の小さな仕事だし、会社の仕事はいつまでも会社の仕事です。両者を陸続きにするためには、統一されたルールでこの額の違いを説明できなければならない。どっちかのレールにいるときには一方の感覚が麻痺し、どっちかのレールにいるときにはもう一方の感覚が麻痺し…とかやっている場合ではないのです。

ひとつの回答は同人価格というものの存在です。要は、お客さんが法人か否かで、料金プランを二つ用意するということです。お客さんが個人の場合はそれなりのお安めプラン、法人の場合は業界の標準額(5万)でとるということです。 これはなかなかクレバーな解決策です。個人事業主をどう見るかが若干グレーですが。

多分、これ以外にも色々な回答があるだろうなと思いつつ、一番自分の肌に合うルールが持てればよいなと思ったりしました。