ないなりに、ないなる。

物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。(https://seminimalist.info/)のサブブログですよ。

備忘。sonar x1でステレオバスをかける方法


毎度調べてる気がするのと、ググっても意外に出てこないで、自分用備忘。sonar x1*1でステレオバスを使って複数トラックにまとめてmixかける方法です。

 ステレオバスとは

各トラックからステレオバスにセンドすると、そのトラックの音がトラックとステレオバスの両方から流れるようになる。センドレベル*2を変えながら、バスの方にFXをかければ、リバーブのかかり具合なんかをお手軽に調節!できるというものらしい。

自分がよくやるのは、複数トラックをバスにセンドして、そのバスにまとめてEQをかけるというもの。なので、センドレベルとか気にしないし、もとのトラックから音が流れると困るので、バスからだけ音を出したい。

ステレオバスの使い方

1. バスを作る

ステレオバスを作る。マスターやメトロノームがある辺りでテキトーに右クリックすると作れる。赤枠で囲んだところ。ここまでは楽々。

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2.センドする

トラックを右クリックして、バスに向けてセンドする。既にこの辺で記憶がおぼろげでググりはじめることが多いけど、このくらいなら、まだgoogle先生が教えてくれる。

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3.ボタンをONにして、POSTをオフにして、元トラックをミュートする

ここ。ここがググってもなかなか出てこないし、毎回記憶が消えるところ。赤枠のボタンをONにしないと、バスにセンドされてくれない。橙枠のPOSTをオフにして*3、更に元トラックをミュートにすると*4、バスからだけ音が流れるようになる。バスだけにFXをかけられて幸せ。

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パン情報は引き継がないから、センドパンを使え

元のトラックでパンを振っていても、センドすると、センド先ではパン情報が引き継がれない。そこでセンドパンを使うこと。センドレベルの右隣にあるつまみだよ。*5

POSTを切っているからであって、もしかしてPOSTした状態でセンドすると、パン効くかもしれない。

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まとめ

読者の皆さんを置いてけぼりにしてしまってすみません。完全に自分宛ての記事でした。ないなりは、いろんなことをやってるんだなーとでも思ってもらえれば。

そして、いいかい、未来の僕。このブログにステレオバスの記事を書いたことを、その貧弱な脳細胞の片隅になんとかして焼き付けておくんだぞ。約束だぞ。

*1:僕自身、そんなに思い入れがあるわけではないけれど、sonarを馬鹿にする者は、sonarに泣くんだぞ。

*2:バスにどのくらいの音量で渡すか。使い方は普通のトラックのボリュームゲージと一緒

*3:POSTは、元トラックの音量加味後にセンドするか否かを決めているらしい。オンにすると音量加味後に、オフにすると音量加味前に。だから、POSTをオフにしてミュートすると、バスだけが鳴る

*4:ミュートにすると、オーディオをエクスポートするときに無音になるので、音量レベルを最小にするのがよさげ。「ミュートじゃないトラックにステレオバス混ぜた状態」で出力するっぽい

*5:いつも使ってるオートチューンをバスにかませたら、センドパンが効かなくなった。他のプラグインは大丈夫。対応しているVSTとそうじゃないのがある?