ないなりに、ないなる。

物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。(https://seminimalist.info/)のサブブログですよ。

狐につままれたような60億個の細胞に、今が年末であることをわからせるには。


メインブログにも書きましたが、もうすぐ2017年が終わります。

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早い一年でしたし、長い一年でした。もう暮れなのかと思う一方、僕にとって2017年1月は、まるで三年前のように遠く感じられもします。もっといえば、外界から隔絶された精神と時の部屋のような場所にいるかのようです。「外界では、2017年が終わるらしいよ」「本当かい?いや、そもそも外界は2017年だったのかい?」「驚くべきことにそうらしい」「とすると、次は2018年?」「予想ではそうなってる。でも、人生は何が起こるかわからないからね。ひょっとすると、一足飛びに2019年になる可能性も否めない」「oh...」という具合です。

いったい全体、日々をオフィスで過ごしている僕の肉体が、たった数日で実家のこたつへとワープするのはどういう事象なのでしょうか。60億個もの細胞が、わずか数十時間でがらっと所属を変えるのです。これは大変なことです。魔法を感じます。僕は、いつも狐につままれたような気分になりながらも、思うわけです。「信じられないことだけれど、我々60億個の細胞は、今実家にいる。因果関係がよく呑み込めないが、どうやら、これは事実らしい」

多分、休みの前日まで平常通り仕事があるのがよくないのかもしれません。グラデーションではなく、突然手のひらを返したように、ぱっと休みになる。まるで電燈をつけるようです。もっとこう、明かりはじんわりと広がってほしい。年末年始休暇の一週間くらい前から、だんだんと勤務時間を減らしていけたらいいのかもしれません。昨日は7時間、今日は6時間といった具合に。そうすれば、60億個の細胞も、少しは事態の変化に自覚的になるのではないかと。